令和元年

樹々の若草色があっという間に濃い緑色に変わり、元号も平成から令和に変わりました。いっとき脚光を浴びていた「万葉集」第5巻も、今やひっそりと本棚に収まっています。カウントダウンまでしたあの騒ぎを思い出すと夢のような気がしますが、とりあえず、「令和」の時代が、その字義のとおり、「麗しい日本」と言える時代であることを祈るばかりです。

さて、エイティエイトでは、連休終了とともに慌ただしい日々が始まっています。小学校教科書改訂に伴う仕事が具体的に始まったからです。社内の担当者は版元さんのご説明をお聞きして、しかるべき執筆者に原稿を依頼したり、見本原稿を作成したり、それに加えて、6~7月納期の仕事の完成を急いだりと大忙しです。教科書改訂を中心にしたこれらの慌ただしさは、私どもの仕事にとっては、元号が変わろうと何ら変わるものではありません。

お花見

花より団子

 

4月5日(金)、エイティエイト恒例のお花見をしました。穴八幡神社境内の満開の桜を見て、…という予定だったのですが、境内にはちらほら咲き始めたしだれ桜が、1、2本あるばかり。静かな境内を散歩して、早々にお店に入りました。この日はお花見を兼ねた新入社員歓迎会でしたので、新しい仲間を囲んで賑やかで楽しいひと時を過ごしました。

…それにしても、いつも不思議に思うのですが…花は、向日葵とチューリップやバラしか知らないような人でも、桜といえば大騒ぎ。毎年今か今かと開花を心待ちにし、満開の桜に心を弾ませます。そんな落ち着かない心を、在原業平は〝世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし″と詠んでいますね。桜大好きの代表は西行でしょうか。辞世の歌〝願わくば花の下にて春死なんその如月の望月の頃″はあまりにも有名です。そんな西行ですから、人々が花見に群れ来るのが目障りだったらしく、〝花見にと群れつつ人の来るのみぞあたら桜のとがにはありける″と嘆いています。満開の桜が華やかで美しいだけに、はらはらと散る姿にも人々は心を動かされるようです。紀友則の〝久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ″には、作者のせつない心騒ぎが感じられるように思います。私などは、良寛さんの辞世の句〝散る桜残る桜も散る桜″にはドキッとさせられますが、ま、それはさておき、〝酒なくてなんでおのれが桜かな″…楽しく飲んで食べて桜を謳歌したいものです。

 

編集プロダクションフェア

3月14日、神保町の日本出版クラブホール会議室で、第4回編集プロダクションフェアが開かれました。出版社や印刷会社の方々、または編集に興味のある学生さんたちにも、私どもの仕事を見ていただく催しです。AJECの会員社であるエイティエイトも出展し、編集制作に関わった作品を展示、ご紹介いたしました。

普段、書店に並んでいる書籍からは私ども編集プロダクションの影も形も見えませんが、縁の下の力となっていることを知っていただければ嬉しく思います。

←エイティエイトのブースでお店番(?)をしている社員たち

やはり、春はいいものです!

 今、二十四節気では‟啓蟄“だそうで、虫が苦手な私は、そんな虫さんたちと遭遇しないことをひたすら祈りつつ、庭に春の苗を植えています。
 今年の冬は雪かきをするほどの雪も降らず、ありがたくはあったのですが、何か忘れ物をしたような気もして、春が来た嬉しさも例年に比べていまひとつといったところでしょうか。
 それでも、狭い庭には例年どおり水仙やクロッカスが咲き、…やはり、春はいいものです。
 さて、エイティエイトは、この4月から新しい仲間を一人迎えます。久しぶりの新入社員なので、みんな、大いに期待しています。やや澱んできたエイティエイトにも新しい風が吹くことでしょう。…やはり、春はいいものです。

HP、リニューアル

エイティエイトのホームページをリニューアルしました。
しばらくお休みしていた「会社の近況」も再開します。
またご愛読いただければ幸いです。

30周年を迎えました

エイティエイトは、2018年8月8日で、30週年を迎えることができました。
社員で、ささやかなお祝いの会食をしました。